2016年10月11日
《検索エンジンの変遷と進化》

☆「3」がポイント
→ 世界に目を向けると「1、2、3、たくさん、もっとたくさん...」と3以上は「たくさん」と捉える国が結構あるという。
→ 「3つの○○」は日本でも多く見受けられるが、デザインにおいても3つが理想、多くて5個、7個(これ以上は忘れてしまう)に収めるといい。 
 
Q.なぜYahoo!やGoogleは無料なのか??
世界的なシェアはGoogleが7割越と圧倒 
日本ではカテゴリ検索が売りのYahoo!が未だ人気を誇る

☆Google vs Yahoo!ではGoogleが優位 
インターネットが普及し、サイトの数が膨大になるにつれカテゴリ検索が不可能
→Googleはカテゴリ検索を捨てたために広く普及

☆2010年に両社が提携開始
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 ▲実はYahoo!、Googleの検索結果は同じ。
  2010年、両社はいくつかの分野で業務提携し、今なお継続中

🅰. Yahoo!は企業からお金をもらうために一般ユーザーには無料でサービス提供

☆Googleは広告代理店!? 
→Googleはキーワードを自動で審査し、データベース化(1秒で6万検索)
→広告収入(1click制度)で利益をあげている
☆ここがすごい!Google 
①カテゴリ検索からキーワード検索への転換
②独自ランクを自動でコントロールし、客観的な結果(net主観)を導き出す
 →ページランキング制度でページを評価付け

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授業の初めに「ツイートを体に張り付けて歩けるか」という動画が流された。
秩序のないネットと秩序ある現実世界の区別がついている人たちはどれくらいいるのだろうか。
今この瞬間、現実世界で怒りに苦しみ、憎しみ、悲しみを同時に孕むことを忘れてはいけない。
 
授業で印象的だったのがGoogleの広告代理店的な経営。
今ではどのサイトでも広告が目につく。choromeユーザーならadblockを導入している人も多いだろう。だが、それが今や経済を回しているレベル。人間はどこへ向かっているのだろうか...と考えたりしている。
 
講義の最後で横田先生は「自分の脳を鍛え、自分の脳を信じ、自分の脳記憶を刻む」と述べられた。
デザインを学ぶものとしては非常に深く心に刺さる言葉だったように思う。

 

担当教員
イーンスパイア株式会社代表取締役 ネットビジネス・アナリスト 横田秀珠
http://yokotashurin.com